忙しさに追われて、日々いい加減な掃除をしていると、部屋全体、家全体がだんだん汚れてきます。
テレビやSNSなどで見せられる『きれいに整った部屋』は、うらやましいなと思います。そんな部屋にあこがれて頑張ってみますが、1週間で「自分には無理」って思います。
でも、心の奥底には、「掃除は、自分でするもの」って思い込みがあって、それがすごいストレスになっていませんか?どうしてもできないとき、もっとキレイにしたいとき、プロの手を借りるのも一つの手です。
今や、ハウスクリーニングを利用して、エアコンやキッチンのレンジフードなど自分たちだけではできないところを依頼する人が増えてきています。
でも、ハウスクリーニング業者も林立状態!どこを選べばいいか迷ってしまいます。そんなあなたのために、ハウスクリーニング業者の選び方、料金相場などについてまとめました。
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ハウスクリーニングって何?
ハウスクリーニングと私たちがする掃除の違いは何でしょう?一言でいうと、「プロがする掃除」です。専門的な機材や洗剤、技術を使って、隅々まで徹底的にきれいにしてくれるのが、ハウスクリーニングです。
個人が、大掃除代わりに頼んだり、賃貸のオーナーが次の入居者が入るまでに依頼したりすることが多いです。
ここでは、一般の方が、ハウスクリーニングを依頼するときにかかる費用について、調べてみました。
ハウスクリーニングをするのはどんな業者?
ハウスクリーニング業界を引っ張っているのは、掃除を本業にしている専門の業者です。「おそうじ」「クリーニング」と一目でわかるような“らしい社名”についていることが多いので、見分けやすいです。
他には、引っ越し業者、家事代行サービス、便利屋などもハウスクリーニングをしているので、ハウスクリーニング業者は林立状態と言っていいでしょう。
さまざまな業者があって、競争も激しいので、業者を選ぶ際には、しっかり比較検討することが大切です。ただ、年末、年度替わりの時期など繁忙期は、予約も取りづらく、価格も上がる傾向になります。
ハウスクリーニングに含まれるサービス内容
業者によって含まれているサービス内容、作業内容が異なりますが、一般的なものをリストアップしてみましょう。
- 玄関
- キッチン、換気扇、レンジフード
- ダイニング
- 浴室、脱衣所
- トイレ、洗面所
- ベランダ、バルコニー
- 窓、サッシ
- 各部屋
- 廊下、階段
- エアコン
レンジフード、エアコン内部などは、分解したり、フィルターの清掃があったりで、なかなか一般の方ではできません。プロの機材や洗剤、技術が必要です。それらが含まれていることが多いです。
以上の一般的に含まれるサービスの他にオプションで依頼できるものとしては、以下のものがあります。
- 住宅の外壁
- 天井、屋根裏、ロフト
- 床のワックスがけ
- 光取り窓の洗浄
- 浴室のカビ防止コーティング
- クロス張り替え、畳表替え
- クリーニングで出たゴミ処分
ここにリストアップしたサービスについては、業者によっても組み合わせが違いますし、あなたの要・不要も異なると思いますので、まず、あなたがしてほしいこと、依頼したいことを明確にしましょう。
その後、それに対応できる業者を選ぶといいでしょう。あるいは、一部だけでもOKという業者に、必要なところだけを依頼するという方法もあります。
ハウスクリーニングの料金相場は?
ハウスクリーニング費用は、どれだけの広さの作業をするかによって変動します。当然、広い場所を依頼すると高くなります。
マンションや戸建ての広さ別ハウスクリーニング費用の相場を、複数の業者の価格を参考にまとめました。
ワンルーム・1K | 15,000~30,000円 |
---|---|
1DK、1LDK | 30,000~40,000円 |
2DK、2LDK | 35,000~70,000円 |
3DK,3LDK | 50,000~85,000円 |
4DK、4LDK | 70,000~100,000円 |
5DK以上~ | 要見積もり |
家全体をハウスクリーニングする場合の料金相場です。今回まとめた金額は、目安とお考え下さい。地域、業者、時期等によって多少の変動があります。
場所別、部位別ハウスクリーニングの料金相場は?
部屋全体ではなく、一部の場所、部位だけを依頼する場合の相場をまとめましたので、参考にしてください。
床(ワックスがけを含む、6畳あたり ) | 6,000円~ |
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エアコン(1台当たり) | 10,000円~ |
トイレ | 8,000円~ |
浴室 | 13,000円~ |
キッチン | 15,000円~ |
洗面所、脱衣所 | 8,000円~ |
もし、家全体をする必要がないとお考えで、必要な部位だけを選んで依頼する場合、業者によってはリーズナブルに利用できることもあります。事前に、どういう風に依頼するのがお得かを十分チェックするといいでしょう。
ここにあげた金額は、複数の業者の実勢価格です。実際の見積もりでは、さまざまな条件の違いによって、価格が上下するということはご理解ください。
ただ、一般的に言えることは、部位別に依頼するより、家全体を依頼した方が割安になる傾向にあります。
ハウスクリーニング費用を安く抑えるテクニック
ハウスクリーニング費用をできるだけ安く抑えたいのは、だれでも同じです。できるだけ安くするためのテクニックをご紹介しましょう。
部位別ではなく、「全体」「まとめて」依頼する方がお得!
一部の部位だけを依頼する方が安く済むように思われるかもしれませんが、実際は、全体をまとめて依頼した方がお得です。また、一部だけがきれいになると、周りの汚れが際立って、結局、また改めて依頼しなければならないことになりかねません。
「個別」より「家全体」の方が絶対お得です!
シーズンを選ぼう!
ハウスクリーニング業界は、繁忙期と閑散期にはっきり分かれます。年末や年度替わりの時期は繁忙期です。エアコン清掃は、エアコン使用前、使用後が忙しくなります。
複数の業者から相見積もりを取ろう!
1社だけで決めず、複数の業者を比較するために、相見積もりを取りましょう。それが、お安く抑えるコツです。
ハウスクリーニング業者を選ぶポイント
今や、ハウスクリーニング専門の業者から、他業種から参入してきた業者までさまざまな業者があり、それぞれが工夫したサービスを提供しています。
料金だけでなく、クリーニングの質にも注目して、業者選びのポイントをまとめました。
大手がいい?個人業者がいい?
全国チェーンのハウスクリーニング業者は、大々的にTVCMを流したりして知名度は抜群です。どうしてもそんな業者を選んでしまいがちです。
実際、全国展開している大手の場合、フランチャイズの個人経営の業者が来ることもありますから、結局は同じということもあり得ます。
大手が無条件にいいと考えないで、個人経営や小規模な地域密着型の業者にも長くお付き合いできる信頼できる業者があります。電話対応、見積もり時のスタッフの対応などをしっかり見極めると、だいたいのことは見えてくるはずです。
極端に安い業者には気を付けましょう!
ハウスクリーニングも今や、ネットで業者を探す時代です。利用者の目を引くために、相場価格より極端に安い値段設定の業者がいます。その場合、「○○円~」となっていることが多く、それには気を付ける必要があります。
最低料金で釣って、実際は、様々な理由をつけて価格より上回ることが多いです。どんな場合に加算されるのか、条件をしっかり確認する必要があります。
基本料金だけでなく、オプション料金もチェック!
基本料金が安い場合、基本料金に含まれるサービスの範囲をチェックしましょう。結局、オプションでいろいろ付ける必要があって、トータルでは割高になるケースも多々あります。
見積もり時に、基本料金の範囲、必要なオプションをしっかり文章化しておいてもらうと、後々のトラブルが防げます。
スタッフにも注目!
ハウスクリーニングは、基本的には、スタッフが来て、スタッフが行います。自宅に知らない人を入れて、家の奥まで入り込みます。スタッフが信頼できるかどうかはとても大切です。
繁忙期などは、入ったばかりのアルバイトが来ることもあります。大切な家を清掃してもらうわけですから、それだと不安が残ります。
業者のHPなどで、スタッフ紹介や、研修・教育方針を載せているところは安心できます。プロの掃除を期待し、お願いしているわけですから、掃除技術の研修を十分行っているところなら、信頼して依頼できます。
電話対応、見積もり時のスタッフの服装、態度などからでもだいたいのことが見えてきますので、信頼できそうにないなと思ったら、やめてもいいかもしれませんね。
損害賠償保険の加入の有無をチェック!
どれだけ注意を払って行っていても、破損などのトラブルが起こる可能性はゼロではありません。
そんな場合に備えて、ほとんどのハウスクリーニング業者は、損害賠償保険に加入していますが、極端に安い料金設定の業者などでは入っていないこともあります。
安く抑えたつもりが、結局高くつくことにもなりかねません。問い合わせ時、見積もり時に損害賠償保険加入についてきちんと確認しましょう。業者から説明があれば、安心できる業者と考えていいでしょう。
『おそうじ本舗』では、万一に備えて責任保険に加入しているため、担当店舗が責任を持って対応してくださるので安心です。
[おそうじ本舗] 年末早割キャンペーンハウスクリーニングの申し込みのフロー
① WEBサイトから無料見積もりを申し込みます
② 業者からメールや電話で連絡があり、正式な見積もりが示されます。キャンセルは無料です。
正式に依頼する場合は、日時を決めましょう。
③ 作業完了後に、作業を確認して終了です。もし、不満点などがあればその場で指摘するといいでしょう。
④ お支払いは、「その場で現金支払い」「請求書で振り込み」など業者ごとに異なりますから、最初に確認しておきましょう。
まとめ
はじめてハウスクリーニングを依頼しようと思った方のために、ハウスクリーニングについてまとめました。
ハウスクリーニングをした方の「もっと早くに頼めばよかった」の感想が、すべてを物語っています。きっとプロの技に驚かれることでしょう。
そんなハウスクリーニングですが、選び方を失敗しないためのテクニックもぜひご参考になさってください。