よく見るとホコリがいっぱい付いていることにびっくりするブラインド。我が家の普段の掃除では完全に忘れられています。いざ、掃除しようと思ってもゆらゆら、カシャカシャ、動いて安定しないし、何枚も羽根があってすごく難しい。
ぐうたら代表、面倒くさがりな嫁のねね子が、難易度が高いブラインド掃除に挑戦してみました。
ブラインドのお掃除方法や簡単にお掃除できる便利グッズの紹介をします。
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ブラインドの汚れ
ブラインドには主に以下のような汚れが溜まっています。
・ホコリ
・カビ
・油汚れ
・皮脂汚れ
・石鹸カス
・煙草のヤニ
例えば、キッチンの近くに設置されていると油とホコリが混ざり合ったべとべとした頑固な汚れが付きやすく、お風呂場に設置されていると石鹸カスや皮脂などの汚れが付着したり、カビが生えている可能性があります。
【簡単】基本のお掃除
主な汚れがホコリだけの場合は案外お掃除は簡単です。
①外の景色が全く見えなくなるまで、ブラインドの羽根を下げます。
②ハンディーモップなどを使って表面のホコリを落としていきます。
※ブラインドを傷つけないよう羽根に沿って優しく掃除してください。
③片面が終わったら、羽根をひっくり返して反対側を同じように掃除します。
普段のお掃除ならこれだけでOKです。簡単ですね。
ただ、長年放置した頑固な汚れがついたブラインドはこれだけでは綺麗になりません。
うちのブラインドは約5年ほど、1度も掃除をしていませんでした。
本当に簡単にキレイにできるのか?早速実践してみましょう。…っとその前に!
ブラインド掃除の注意点
ブラインドを掃除する前に素材の確認をしましょう。
ブラインドには「アルミ製」「PVC(塩化ビニル樹脂)製」「木製」「ファブリックス(布)製」など様々な種類がありますが、一番ポピュラーなものがアルミ製です。アルミ製のブラインドに、汚れが付きにくくするためのフッ素コーティングがされているものや、遮熱コーティングされているものもあります。
基本的なブラインド掃除は、ブラインドについたホコリを乾いた状態で落とす。それでは落ちない頑固な汚れは中性洗剤などを使って水拭きするという流れです。
木製や布製のものは、水拭きをすると変形したり変色したり腐る可能性もあるので、商品の取扱説明書のお手入れ方法を確認してから掃除するようにしてください。
アルミ製のブラインドは羽根部分で手を切ることもあるので、素手で触れないように注意することも大切です。軍手やゴム手袋をつけて掃除すると安心です。
ブラインド掃除が楽になる!3つの便利グッズ
今回ブラインド掃除に使用した便利グッズです。
①マイクロファイバーお掃除手袋(100均)
②ブラインド清掃用 MMブラインドクリーナー
③ルーバー窓&ブラインドクリーナー
うちのブラインドの設置場所は、リビングと寝室の2カ所。
木目調ですが素材はPVC(塩化ビニル樹脂)でした。傷つきにくく、弾力性に優れ、アルミのようにカシャカシャ音がしないのが特徴です。
カビや油汚れはありませんが、ホコリが水分を吸ってべたっと固まってこびりついている感じの汚れになっています。
ハンディーモップで軽く表面を払っただけでは、ほとんど汚れは落ちませんでした。
①マイクロファイバーお掃除手袋
まずは、100均でも購入できるお手軽な便利グッズ『マイクロファイバーお掃除手袋』を使ってみました。
ブラインドの羽根板を外の景色がよく見えるくらい水平にして、隙間に指をいれ表面をなぞるようにホコリを取っていきます。
通常のクロスと違い、指の感覚を使ってお掃除できるので落としたい汚れを確実にとらえることができるのが気持ちいです。マイクロファイバーの繊維がホコリをからめ取ってくれるので、軽いホコリも頑固な汚れもまとめてキャッチできるのもいいです。
指全部をつかえばブラインドの羽根を5枚分一気に掃除できます。
乾拭きでもある程度汚れは落ちました。
なでるだけでは落とせない汚れには、指の間で羽根板を挟んで拭き取るとキレイになります。
さらに頑固な汚れには洗剤を使ってお掃除することもできます。
②ブラインド清掃用 MMブラインドクリーナー
続いては、ブラインド清掃専用のクリーナーです。こちらは、軽いホコリと頑固な汚れ両方に対応した優れものの商品です。
まず、ブラインドの羽根板を外の景色がよく見えるくらい水平に調整し、隙間にブラシを差し込みます。
表面のホコリをブラシで掃くように、左右に動かしながら、ブラインドの端から端まで掃除します。
5本のブラシで一気に掃除できるので簡単です。
軽い力でササッと掃いただけでも、こんなにホコリがとれています。
ホコリは取れたけど、まだ汚れていると感じた時にはこちらのキャップを先ほどのブラシに取り付けてお掃除します。やわらかい人工羊毛でできているのでブラインドを傷つけずに汚れをしっかり落とします。
洗剤を軽くつけて掃除するとより効果的です。
最初のブラシでは落ちなかったホコリも、キャップを付けることでスルッととれました。
力をつかわなくてもお掃除できるのでサクサク進んだのが良かったです。
③ルーバー窓&ブラインドクリーナー
こちらは先ほど紹介したクリーナーやお掃除手袋と違い、1枚1枚板羽をはさんで掃除するタイプです。ちょっと面倒くさそうに感じますが、使ってみたらその優秀さに驚きました。
スポンジ部分を水で湿らせて使用できるので、1枚ずつ水拭きができます。しかも軽い力でしっかりはさむことができるので、表面も裏面も両側をいっぺんにキレイにできるし、何度もごしごししなくても汚れが落ちました。
いっぺんにたくさん掃除できるタイプも魅力的ですが、掃除しながら1枚1枚の汚れがちゃんと落ちているのか心配になったりもします。
こちらは、1枚を短い時間で確実にキレイにできるので、次、次とテンポよく掃除が進み結果的に簡単に早く作業が出来たと感じました。
長い間掃除をしていなくて、汚れが酷い場合は1枚1枚を丁寧に掃除できるこちらのクリーナーがおすすめです。
キレイな状態をキープする裏技
便利グッズをつかえば、ブラインドのような難しい場所のお掃除も簡単にできることがわかりました。それでも頑固な汚れを落とすのはまあまあ疲れます。
できれば少しでも長くきれいな状態を維持したいところです!
ブラインドにホコリが溜まる原因の一つは静電気です。ただホコリが乗っているだけではなく静電気がホコリを吸着しているのでどんどん積もっていってしまうのです。
つまり、静電気を抑えることができたらホコリが積もるのを予防することが出来るというわけです。
①柔軟剤を塗って静電気を抑える
洗濯用の柔軟剤には静電気を抑える効果があるので、水で薄めた柔軟剤を雑巾や軍手などに浸し、それを使ってブラインドを拭くという方法があります。
柔軟剤は水100mlに対して数滴ほどの量で大丈夫です。雑巾や軍手は固く絞って水が滴り落ちないようにしましょう。
②加湿をして静電気を抑える
乾燥している冬場は静電気が多く発生しますよね。静電気を抑えるには加湿も効果的です。
加湿器などを利用して湿度が50%~60%程度になるよう調整してみてください。湿度が高くなりすぎるとカビが発生することもあるので、ブラインドの近くに加湿器を設置することは避けた方が良いでしょう。
まとめ
面倒に思っていたブラインド掃除ですが、ホコリを取るだけなら案外簡単だとわかりました。頑固な汚れになるまえに、こまめにお掃除できるのが一番いいですね。
長年放置していたり、ホコリ以外の頑固な汚れがこびりついてしまっている状態なら便利グッズを活用するのがおすすめです。なかなか汚れが落ちない。掃除しづらい。といったストレスを感じずに、お掃除することができました。
一度キレイにしたら、次は汚れが付きにくいよう工夫をしておけばその後の掃除はもっと楽ちんです♪
それも面倒だったら、思いきって新しいブラインドを買い替えるのも一つの手です。
ブラインドに汚れが付きにくい加工がしてあるものを選びましょう。