掃除

窓ガラス拭き掃除に使用する洗剤を簡単に手作りする方法

ラクラク簡単にできるお掃除を探索中!家事初心者の『ふたっち』です。

窓ガラス掃除、あなたはどんな洗剤を使っていますか?

私は何も考えずにガラス拭きには「ガラス○○○」という掃除場所の名前がついた洗剤を使っていました。トイレにはトイレ用洗剤、キッチンにはキッチン用洗剤などを買い揃えて、気がつけば洗剤でいっぱいに・・・

窓ガラスの汚れは、大きく分けて4つ

  1. ホコリ、チリ、砂埃、土埃
  2. 油汚れ、手アカ
  3. 水アカ
  4. カビ、雑菌

最近は、「ガラス○○○」洗剤を使わなくても、これらの汚れに効果的な洗剤を自分でも作ることができるそうなんです。

今回は、汚れに合った洗剤の作り方を実践しながら紹介していきます。

 

窓ガラス掃除に洗剤が必要な汚れと必要ない汚れ

窓ガラスの汚れには、洗剤が必要な汚れと、洗剤が必要ない汚れがあります。

洗剤が必要ない汚れ

  • 窓の内側・・・ホコリ、チリ、髪の毛
  • 窓の外側・・・土埃、砂埃、花粉、黄砂、PM2.5、排気ガス

ホコリやチリなどは、掃除機やモップで簡単に取り除くことができるので、洗剤はいりません。

砂埃や土埃も水で流してあげると汚れは落ちます。

ホコリやチリに雑菌が繁殖したり、油汚れと混ざると、洗剤が必要な頑固な汚れとして付着してしまいます。

洗剤が必要な汚れ

  • 窓の内側・・・手アカ、油汚れ、タバコのヤニ、カビ、雑菌
  • 窓の外側・・・水アカ

油汚れや水アカが窓に付着してしまうと、水で拭いても汚れが落ちにくくなります。

頑固な汚れになる前に掃除をしておきたいですね。

 

窓ガラス掃除は汚れの種類で洗剤を選びましょう!

汚れの種類が、酸性かアルカリ性かが分かると洗剤選びはとても楽になります。

酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤!

油汚れ手アカなどの酸性の汚れは、弱アルカリ性の重曹水、過炭酸ナトリウムで中和させて落とします

キッチンから出た油をふくんだ水蒸気が、窓ガラスに付着したものが油汚れです。

室内の汚れの8~9割は酸性の汚れなんですよ。

 

アルカリ性の汚れには酸性の洗剤!

水アカなどのアルカリ性の汚れは、弱酸性のクエン酸水、酢、レモン汁で中和させて落とします

水アカがアルカリ性なのは、雨水に含まれているマグネシウムやカルシウムがアルカリ性だからです。

クエン酸水や酸性の洗剤でも水アカが落ちない場合は、水アカより酸焼けを疑ってみましょう。

酸焼けは、酸性洗剤の洗い残しが太陽の熱により蒸発し白く変色したものです。

 

カビ・雑菌の汚れには除菌効果の高い洗剤!

カビ細菌の汚れには、除菌効果が高い過炭酸ナトリウムやアルコールが効果的です。

窓ガラスにできた結露を放置していると、カビ菌が繁殖しやすくなります。

 

実践) 窓拭き掃除用の洗剤を手作りしてみました。

今回は、酸性とアルカリ性の汚れに合わせた洗剤を作っていきます。

酸性の汚れ用!重曹と過酸化ナトリウムで窓拭き

窓ガラスに付着する酸性の汚れは、主に油汚れ、手アカなどです。

重曹水の作り方

重曹はもともと自然界にある部室なので、素手で触れても安心です。

炭酸水素ナトリウムや重炭酸ソーダとも呼ばれています。

【用意するもの】

  • 重曹
  • 水(40℃のぬるま湯)
  • 計量カップ
  • 計量スプーン
  • スプレーボトル

重曹には『工業用』『掃除用』『食用』の3種類がありますので、掃除に使う場合は『工業用』か『掃除用』を選びましょう。

【作り方】

  1. 計量カップに重曹と水を入れます。割合は水が100mlに対して重曹が小さじ1杯(5g)です。
  2. 重曹水をスプレーボトルに移します。
  3. スプレーボトルのフタを閉めて、後はよく振って溶かすと完成。
  • 重曹は多すぎると溶けきらずに白い粉が残ってしまうので、濃度1%になるように分量に気を付ける
  • しばらく使わないと水分が蒸発してしまうので、1週間で使い切れる量を作りる。
  • 畳やアルミ製品は重曹水で変色するので、近くで使用する時は注意しましょう。

 

 

過炭酸ナトリウムを溶かした溶液の作り方

炭酸ナトリウムと過酸化水素を混ぜ合わせた物質です。

酸素系漂白剤、過炭酸塩、過炭酸ソーダとも呼ばれています。

【用意する物】

  • 過酸化ナトリウム(酸素系漂白剤)
  • 水(60℃のお湯)
  • バケツか洗面器
  • 計量スプーン

【作り方】

  1. 給湯器で60℃に設定したお湯2ℓをバケツに入れます。
  2. 過酸化ナトリウムを大さじ1杯(15g)溶かすと完成
  • 重曹や石けんよりもアルカリ性が強く手が荒れやすいので、使用する時は必ずゴム手袋をつけましょう
  • アルカリ性が強いので、洗剤を使ったあとは、よくすすぎましょう。

 

アルカリ性の汚れ用!クエン酸で窓拭き

窓ガラスに付着するアルカリ性の汚れは、主に水アカです。

クエン酸水の作り方

【用意する物】

  • クエン酸
  • 計量カップ
  • 計量スプーン
  • スプレーボトル

【作り方】

  1. 計量カップにクエン酸と水を入れます。割合は水が200mlに対してクエン酸が小さじ1/2杯です。
  2. クエン酸水をスプレーボトルに移します。
  3. スプレーボトルのフタを閉めて、後はよく振って溶かすと完成
  • 塩素系洗剤と混ぜると有毒ガスが発生するので、絶対に混ぜないこと。
  • カルシウムを溶かす効果があるので大理石などの天然石の近くでは使用しない
  • 金属などに使用した場合は、酸でさびることがあるので、キレイに洗い流しましょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は、窓ガラス拭き掃除に使用する洗剤を手作りする方法を、紹介してきました。

それぞれの洗剤で注意点はありますが、汚れの種類によって上手く使い分けることで、お掃除も効率よくできると感じました。

ぜひ試してみてください。

ABOUT ME
ふたっち
はじめまして、家事初心者の『ふたっち』です。現在42歳。お家を引っ越して3年目、家事が苦手な僕と家事が好きじゃない妻が一念発起。お家時間が増えたことで過ごしやすい家づくりを探求したくなりました。家事を一から勉強中です。こちらではの生活に役立つ情報を中心にブログを通じて配信しております。
テキストのコピーはできません。